滋賀医療人育成協力機構
2025年11月28日
2025年10月16日(木)18時~、島根県と鳥取県からおふたりの講師をお招きし、ご講演いただきました。
最初に、コミュニティーナースの活動に取組んでおられる、多々納 知鶴先生(看護師・保健師)からお話いだきました。コミュニティナースとは資格ではなく実践の在り方で、「毎日の嬉しいや楽しい」「心と身体の健康と安心」を地域の方々と一緒につくっていくことを目指しておられます。身近なガソリンスタンドや郵便局でのコミュニティナースの実践の様子や、やりたいこと、得意なことが活かせる良い「おせっかい人」を増やして、困りごとを住民同士で助け合うしくみづくりをご紹介いただきました。グループワークの時間もとっていただき、活発に意見交換しました。

続いて、 孫 大輔先生(医師)から「地域志向のプライマリケア-社会的処方と文化的処方-」と題しお話いただきました。待ち医者ではなく地域コミュニティとつながり、映画製作や落語、アートなど文化的処方でのウェルビーイングに取組んでこられました。ウェルビーイング地域住民のゆるいつながりが大切とのことです。2020年に東京から鳥取に移住されてからも、要望を受けて看取りをテーマとした映画製作されるなど、活動を続けておられます。地域の文化を軸にして住民と医療者がウェルビーイングに向けて活動することが、地域共生社会を育むことにつながるとお話いただきました。

後半は、質疑応答の時間をいただきました。積極的にたくさんの質問がありましたが、多々納先生、孫先生からお時間が許す限りお答えいただき、大変活発で有意義な時間となりました。

タイトル:「コミュニティーナース×家庭医「“まち“にでて“つながり“でケアする~おせっかいと社会的処方~」
日 時:2025年10月16日(木)18:00~20:00 滋賀医科大学第1講義室
講 師:孫 大輔先生(鳥取大学医学部 地域医療学講座)
多々納 知鶴先生(株式会社CNC)
参加者:学生24名(滋賀医科大学医学科18名、看護学科11名、大学院生1名)、
職員10名、合計32名
共 催:滋賀医科大学 医学・看護学教育センター、滋賀県医師キャリアサポートセンター、
滋賀医科大学 里親学生支援室
学生の声
・コミュニティナースは今まで馴染みがないものであったので、お話を聞けて良かった。
コミュニティ「ナース」、文化的「処方」など、既存のコミュニティや文化活動に医療の要素が加わることの意味や価値を、考えさせられました。
・今回の内容でしたら、3~4時間ぐらいあるとよかったなと思いました。それぐらい充実した内容でした。
・医学生、看護学生ともに興味のもてる、面白いコラボレーションだったと思います。

