滋賀医療人育成協力機構
2026年1月26日
2025年10月30日(木) 石川県輪島市の「ごちゃまるクリニック」院長 小浦友行先生を講師にお迎えし、オンラインでご講演いただきました。
ごちゃまるクリニックは、小浦先生のご出身地石川県輪島市で、外来から訪問医療までシームレスな総合診療を提供されています。また、医療のみならず若者の居場所づくりや地域のお祭りの企画など地域ケアにも取組まれています。
クリニック名は「ごちゃまぜ」と「まるごと」の組合せで、多職種、多事業での相互作用の力(ごちゃまぜ)、と部分や個人だけではなく地域文化も含めた全体最適で応援する(まるごと)を表しています。
開業1周年を迎えた直後の2024年1月1日に能登半島地震に直面し、クリニックも大きなダメージを受けられました。その後の豪雨による二重被災もあり、様々な問題が起きながらも、多職種でプライマリ・ケアに奔走される様子を、実例をあげながらお話いただきました。
小浦先生の被災体験と実践談からは考えさせられることが多く、新しい視点を得ることができました。講演中にWebで寄せられた多くの質問にもお答えいただき、災害医療と地域医療を考える貴重な時間となりました。


タイトル:「災害下におけるフェーズレスなプライマリ・ケアの実践」
日 時:2025年10月30日(木)17:00~19:00 Zoom(滋賀医科大学第1講義室)
講 師:小浦 友行先生(ごちゃまるクリニック)
参加者:学生16名(滋賀医科大学医学科15名、看護学科1名)、研修医2名、
職員3名、外部1名、合計22名
共 催:滋賀医科大学 医学・看護学教育センター、滋賀県医師キャリアサポートセンター、滋賀医科大学 里親学生支援室


学生の声(抜粋)
・とても勉強になりました。 信頼される医療従事者に必要なものは謙虚な姿勢だと改めて認識できました。
・貴重なお写真と先生の体験談を聞かせていただけて、良かった。 支援者と受援者について、考えさせられた。 DMATは片付けをしてはいけないが、支援者はそれを求めている時の話など、どうしたらよいのだろうと考えさせられた。
・災害における医療の実態を知れてよかった。究極の地域医療されているのだと思った。
・受援者の抱える困難や、災害支援の上で人道支援の基礎が大事という点、異なる意見の人たちをまとめる上で重要なこと(共通項を見出す)など、たくさんの視点を頂きました。先生はクリニックだからできること、総合病院だからできること、それぞれの役割があるという点も強調されていたように思います。
・自身にはなかった視点が得られ、非常にためになる内容でした。
・災害発生時とその後の地域の動きについて非常に参考になりました。

