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長浜市方面の医療と歴史・文化を学ぶ宿泊研修を実施しました!

2015年4月28日

 3月18日(水)19日(木)に長浜市方面への平成26年度春の宿泊研修を実施し、滋賀医科大学学生9名(医学科6名、看護学科3名)が参加されました。

 1日目は、長浜市の中心部の観光地にある曳山博物館の講堂にて、「滋賀県長浜市の地域医療」として長浜市健康推進課の藤居課長から長浜市の地域医療の現状と課題についてお話を伺いました。その後、日本三大山車祭の一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されている長浜曳山まつりの鉾などが展示されている、曳山博物館内を見学し、続いてボランティアガイドの案内で大通寺などを見学しました。

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午後からは、長浜赤十字病院を訪問させていただきました。楠井副院長からは長浜地域における長浜赤十字病院の役割と概要の説明を、中村救急部長からは災害医療について東日本大震災での活動内容をおりまぜながら、DMATや救護班についてのお話を聞かせていただきました。その後、ヘリポートや院内救急部を中心とする施設を見学させていただきました。

 次に長浜市立病院を訪問させていただきました。野田事業管理者からの挨拶の後、医学生と看護学生に分かれて院内を見学させていただきました。その後、林老人・血圧内科部長、研修医、看護師の先輩方から長浜市立病院で働こうと決心した理由等のお話を聞かせていただきました。

夕方は、宿泊先でもある長浜ロイヤルホテルにおいて交流会を開催しました。

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交流会の第1部では、浅井東診療所 副所長 宮地純一郎氏からは、「○○力のちょっとまじめな話」として次の日に実施する現場見学をいかす3つの方法について、特別養護老人ホームふくら 看護主任 金森暢子氏からは「一人ひとりの 暮らしのカタチ 看取りのカタチ」と題して施設看取りと家庭医との連携についてご講演いただきました。

 また、交流会の第2部では、訪問先の関係者の方々や地域の方々など総勢14名の方にご参加いただき、各々の立場での地域医療についての役割や思いをお話いただき貴重な意見交換、懇談の場となりました。

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 2日目に訪問した浅井東診療所では、学生たちは、事前に松井所長から提案されたプランの中から希望したコース(地域住民の方へのインタビュー、訪問看護ステーションの訪問看護に同行、施設(特養)看護師の仕事見学、診療所の外来見学、地域の薬局見学、地域散策)に分かれて、フィールドワークをさせていただきました。フィールドワークで得た内容を持ち帰り、学生たちは体験を発表することで振り返りの場を持つとともに、個々の体験を共有することができました。

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 地域見学では長浜市高月町の渡岸寺を訪問し、日本全国に7体ある国宝十一面観音の中でも最も美しいとされる観音さまを見学しました。

 最後に、滋賀県の最北端に位置し古くからへき地医療に取り組まれている長浜市立湖北病院の外観を見学し、帰路につきました。

 今回も地域の方々をはじめてとして、たくさんの医療関係者等の方々にご協力いただき、地域医療について学びの多い研修となりました。この場をお借りして、ご協力いただきました皆様方に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

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