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地域医療を担う医師・看護師の育成を支援します。

滋賀医療人育成協力機構
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特定非営利活動法人
滋賀医療人育成協力機構
〒520-2192
滋賀県大津市瀬田月輪町
滋賀医科大学内
TEL:077-548-2802
FAX:077-548-2803
メール:
satooya@belle.shiga-med.ac.jp
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滋賀医療人育成協力機構とは

 

滋賀医療人育成協力機構の設立について

 地域医療を担う医療人の育成は、早々に施策の結果がでるものではなく、滋賀県全体が有する社会的、人的、財政的資源やノウハウを集約し、医学生等への育成支援を推進することが重要と考えます。また、地域住民は医療の一方的利用者として止まるのではなく、困難な医療の現状を切り開く当事者として適切な医療へのかかり方等を学びつつ、地域ごとに医療人養成のビジョンを共有する取り組みが必要です。加えて、その組織には、長期的な展望や政治的情勢に左右されない民間的な発想、そして誰でも参加できる形態が必要であることから、新たな医療人育成組織「滋賀医療人育成協力機構」を発足させます。
 

滋賀医療人育成協力機構が取り組むべき事業

機構の目的
 滋賀医療人育成協力機構(NPO法人設立認証申請予定)は、国立大学法人滋賀医科大学及び学校法人自治医科大学の学生、滋賀県出身の医学生並びに看護学生、県内看護系教育機関に在学する看護学生に対して、地域医療を担う医療人の育成支援に関する事業を行うとともに、滋賀県民への医療福祉に関する啓発活動を行うことを通じて、地域の医療を支える医療人を協力して育成し、滋賀県の医療福祉の向上に寄与することを目的として設立いたします。
 
取り組むべき事業の概要
 滋賀医療人育成協力機構は、保健、医療又は福祉の増進を図る活動やその活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動を行います。
(1) 医学生等に地域医療に対するモチベーションを喚起し、地域医療を担う医師・看護師を積極的に育成する活動
(2) 本機構活動の理解と支援者の増加を図り、医療福祉向上のための募金活動
 
具体的な事業内容
1. 医学生等を対象とした地域理解研修活動支援事業
医学生等を対象に、夏休み、春休み時期に、地域理解、地域医療者や住民との交流を目的とした宿泊研修を行う。
2. 医学生等を対象とした地域医療夏季ワークショップ支援事業
医学生等に対して、夏休みの時期に地域医療ワークショップを自治医大卒業生グループと協同して開催し、地域医療の現状把握活動を行う。
3. 病院・診療所実習の企画・調整事業
学生の夏期休暇に行われる県下の病院・診療所での実習情報を集め、学生に周知する。
4. 地域医療等に関する市民講座開催事業
地域住民を対象に、医療の最新知識、医療機関の上手な利用方法、がん予防などについて啓発活動を行う。
5. 大学、病院、診療所等職員の学生指導レベル向上のための研修事業
医学生等への教育・学生支援技術向上のための研修を行う。
6. 地域医療の担い手育成に必要な調査研究活動
地域医療の担い手育成に必要な調査や研究活動を行う。
7. 地域医療の担い手育成に関わる諸組織間の連絡調整事業
県下の病院等の職場紹介・見学日程等の開催情報を提供する。
8. 地域「里親」による医学生等支援事業
滋賀医科大学の地域「里親」による医学生等支援事業に連携して取り組む。
9. 本機構の取り組みや活動内容を積極的に広報し、その取り組みの支援者増加を図る事業
活動に関する広報や、学生・滋賀県民や地域住民にとって有益と判断される研修や講演会等についての情報を発信する。(紙ベースのパンフ等作製とホームページでの発信を行い、活動の普及を図る。)
10. 本機構活動のための資金を確保する募金活動
本機構の理解者を増やし、設立目的や活動の理解を図り、募金活動による活動資金の確保を行う。
 

滋賀医療人育成協力機構設立の背景

1 趣 旨
 滋賀県は長らく医師養成機関のない県であったため、全国的に見ても医療資源の乏しい地域でした。昭和49年に滋賀医科大学が開学、昭和56年より卒業生が県内で活動し始めました。しかし、未だに、医療困難地域の解消には至っていません。加えて、平成16年4月に導入された新医師臨床研修制度により地域医療を担う医師の確保はより困難になっており、滋賀県では地域医療の再生に向けてさまざまな試みが実施されてきました。その中で、医療人の育成を地域全体で支えていくことの大切さが強く認識されるようになってきました。それは、地域に愛着をもった医師・看護師は県民の財産であり、県や市は独自に奨学金制度をつくり、その確保に努めています。他方、自治医科大学卒業生グループは、後輩学生に滋賀県や地域医療活動の魅力を伝える熱心な教育支援に取り組んできました。また、滋賀医科大学においても、文部科学省がすすめる「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム(学生支援GP)」として「地域「里親」による医学生支援プログラム」が採択され、平成19年度から平成22年度にかけて積極的に取り組み、関係機関から「地域医療に貢献しようとする学生のモチベーションを高める取り組み」として高い評価を受けました。その内容は、滋賀県に関心のある学生を対象に、地域で活躍している医師や看護師、地域住民が協力して、滋賀県の医療の現状や働きがい、また、滋賀県の魅力を伝え育てることで医療人としての成長を支援しようとするものです。
 このように現在の医療人育成の取り組みや働きかけは各機関が独自に行っており、取り組む方法や内容も異なるため、滋賀県全体として協力し成果を共有できる状況とはなっていません。
 そこで、地域医療の充実を図るには、県全体が有する社会的、人的、財政的資源やノウハウを集約し、医学生・看護学生への育成支援を推進する必要があります。医療人育成は早々に施策の結果がでるものではなく、地域住民や地域医療を担っている方々の協力が不可欠です。また、地域住民に対しても医療の一方的利用者として止まるのではなく、困難な医療の現状を切り開く当事者として共に成長を促す取り組みが必要なのです。また、その組織には長期的な展望や政治的情勢に左右されない民間的な発想、そして誰でも参加できる形態が必要です。
 以上の理由から、滋賀県の生活や文化・自然を理解し「滋賀県が好き」な医療人を、県民や県下の関係機関が協力して育成支援することを目的に、地域医療を担おうとする医学生・看護学生の育成支援事業を推進するための新たな民間非営利団体「滋賀医療人育成協力機構」を設立いたします。
 
2 民間非営利団体の設立に至るまでの経過
 滋賀医科大学が平成19年度より実施している「地域「里親」による医学生支援プログラム」を通じて、地域の医療を支える医療人の育成には、地域の医療・福祉関係者や行政、住民が協力して取り組むことが不可欠であることが明らかとなりました。現状では、行政や医療関係機関が独自の取り組みを行っていますが、それらの取り組みの特色を生かしつつ、相互に協力し、住民や県下の幅広い社会資源を生かして、滋賀県の医療を支える医療人を支援する組織が必要であると考えるに至りました。
 こうした考えをNPOという組織で実現する構想を、平成22年9月26日に実施した県民公開講座「滋賀の医療と医師・看護師養成を考える」において公表したところ、多くの方々からご賛同いただき、このたびの設立に至りました。
 
2011(平成23)年3月(設立趣旨書から引用)
 
 
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